7月7日は「七夕(たなばた)」
短冊に願い事を書いたり、笹飾りを作ったりして楽しむ、日本の伝統行事のひとつです。
七夕には、実は昔から食べられてきた「行事食」があります。
その代表が「そうめん」です。
「なぜ七夕にそうめんを食べるの?」
「子ども向けの七夕ごはんは何を作ればいい?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、幼児・未就学児と一緒に楽しめる七夕の食べ物や、食育につながる関わり方について、栄養士の視点からご紹介します。
七夕の食べ物といえば「そうめん」!由来や意味を紹介
七夕の行事食として知られている「そうめん」。
その理由には、昔から伝わるいくつかの意味があります。
そうめんは天の川に見立てられている
細く白いそうめんは、夜空に流れる天の川のように見えることから、七夕に食べられるようになったといわれています。
子どもには、
「そうめんは、お空の天の川みたいだね」
「今日は織姫と彦星のお話の日だよ」
と伝えると、七夕への興味が広がります。
健康を願う七夕の食べ物
七夕にそうめんを食べる風習には、「暑い夏を元気に過ごせますように」という願いも込められています。
昔の人は、季節の変わり目に体調を崩さないよう、食べ物に願いを込めて行事を楽しんでいました。
行事食を知ることは、日本の食文化を学ぶ大切な食育になります。
幼児が喜ぶ七夕ごはん!簡単そうめんアレンジ
七夕そうめんは、いつものそうめんに少し工夫を加えるだけで、子どもが楽しめる特別なメニューになります。
おすすめの具材はこちらです。
- オクラ(切ると星形になる)
- コーン
- ミニトマト
- きゅうり
- にんじん(星形に型抜き)
- 卵
- ハム
- ツナ
- 鶏ささみ
星形の野菜を飾るだけでも、七夕らしい華やかな見た目になります。
「お星さまを探してみよう」
「何色の野菜があるかな?」
と声をかけることで、楽しい食育の時間になります。
単体だと食べにくいオクラもそうめんと一緒に煮るとツルッと食べやすくなります。
七夕の食育アイデア!幼児と楽しむ3つのポイント
① 七夕の食べ物から季節を感じる
七夕は夏の行事です。
夏が旬の野菜を取り入れることで、自然と季節を感じるきっかけになります。
例えば、
- オクラ
- きゅうり
- トマト
- とうもろこし
などは、夏ならではの食材です。
「夏のお野菜だね」
「暑い季節においしい食べ物だよ」
という会話も立派な食育になります。
② 行事食の意味を子どもに伝える
幼児に難しい説明は必要ありません。
例えば、
「七夕の日は、みんなが元気でいられるようにそうめんを食べるんだよ」
「そうめんは天の川みたいに見えるね」
など、簡単な言葉で伝えるだけで十分です。
食べ物の背景を知ることで、「食べること」への興味につながります。
③ 七夕料理のお手伝いをしてみる
子どもにもできるお手伝いがあります。
- 野菜を並べる
- コーンをのせる
- 星形の具材を飾る
などの簡単な盛り付けです。
料理に関わる経験は、「食べてみたい」という気持ちを育てます。
七夕の食事で楽しめる親子の声かけ
食事中は、こんな会話を楽しんでみましょう。
- 「どこにお星さまがあるかな?」
- 「何色のお野菜が入っているかな?」
- 「短冊には何のお願い事を書いたの?」
- 「織姫と彦星は会えたかな?」
食育は、知識を教えるだけではありません。
親子で食事を楽しみながら会話する時間そのものが、子どもの心と食への興味を育てます。
栄養士からのワンポイント|栄養バランスとアレルギー対応について
そうめんは食べやすい一方で、そうめんだけでは栄養が偏りやすくなります。
幼児向けの七夕ごはんにするなら、
- 卵やツナ、鶏ささみなどのたんぱく質
- 夏野菜などのビタミンや食物繊維
をプラスするのがおすすめです。
彩りを意識すると、見た目も楽しく、自然といろいろな食材に触れることができます。
また、小麦アレルギーの子どもの場合にはビーフンでの代用がおすすめです。
見た目もそうめん同様天の川のようですし、
米粉麺より弾力がないのでスルッと食べられます。
暑い夏でも、子どもが楽しく食べられる工夫を取り入れてみましょう。
まとめ|七夕の食べ物を通して楽しく食育しよう
七夕の食べ物として親しまれているそうめんには、天の川に見立てた意味や、健康を願う思いが込められています。
幼児期は、季節の行事や食文化に触れることで、食べ物への興味や感謝の気持ちを育てる大切な時期です。
特別な料理を用意しなくても、
「今日は七夕だね」
「この野菜は星みたいだね」
という親子の会話が、心に残る食育になります。
今年の七夕は、家族で七夕そうめんを囲みながら、楽しく季節を感じる食卓を作ってみませんか。


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